長尺グロメット挿通装置
LONG GROMMET CONNECTOR INSERT MASHINE
PAT取得済
自動車電装業界の現状現在自動車の電装品は、交通情報技術の進歩で高度かつ複雑化し、情報などを伝達する配線の接続部には高い信頼性が求められています。この為、車体のワイヤーハーネス貫通部には防水、防震の為、配線用グロメットが使用されています。 特に、車体とドア等の開閉部には屈曲性の高い蛇腹状の中間部を有する長尺グロメットが数多く使用されるようになりました。
電装品の多様化による長尺グロメットの増加・サイドドア開閉部(前後4枚) オーディオ ウインドゥ ミラー 等
・後部ドア開閉部 ワイパー ストップランプ 曇り止め電熱線 等 |
従来の方法の欠点を完全に克服
通常の配線用グロメットと違い長い蛇腹状の中間部を有する長尺グロメットは、現在、まず長尺グロメットに配線を挿通させるパイプを事前に通します。次に端子打ちだけをされた状態のハーネスを挿通させ、その後に端子をコネクターに装着する方法でしたが、この方法ではコネクターに誤装着の危険性が絶無とは言えず、ワイヤーハーネスの生産量に多大な時間とコストがかかっていました。
しかし、この装置は従来技術の問題点でもある長尺グロメットにワイヤーハーネスを挿通する際にグロメットを局部的に引き伸ばすことなくワイヤーハーネスにコネクターを付けた状態で長尺グロメットに挿通することができます。
今までかなり時間を要していた作業がいとも簡単に数秒で終了できます。
仕様
モータ | 100V 0.1kw |
挿入冶具ストローク | 340mm |
機械寸法 | 幅545㎜×奥行570㎜×高さ935㎜ |
機械重量 | 約58Kg |
別売付属品
挿入冶具:コネクターの大きさと数に合わせて各種 24φ・29φ・35φ40φ・46φ・48φ |
動画